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恩田陸「エンド・ゲーム」


常野物語シリーズ第3作目、最新作。2006年1月刊行。

◆この常野物語シリーズは、第1作の続きという観があり、「あれ」対常野一族の戦いをベースにしています。そして今回、敵とも見方ともわからない「洗濯屋」が登場します。
◆中盤、幻想の場面が多く登場します。この点では、北村薫の「リセット」のシーンを連想しました。やや退屈な印象を受けますが。
◆今回の作品、作者の意図を強く感じました。小説家の構想の中で登場人物は、性格を与えられ、様々な場面に遭遇し、生きていく。なぜその人物が登場したのか、なぜそういう状況になるのかは、小説家の意思の表れといえる。第6章。拝島肇だけがなぜ取り残されるのか?それが最終章につながる。
◆記憶と人格の関係について
 人間の性格を形成しているのが記憶であるなら、その記憶を変えることで人格を変えることができるという話が出てきます。これをさらにすすめて考えると、私たちの日常において、過去の何を大切にして生きるかが、その人物の行動の仕方、性格に影響を与えると言えそうです。自分を幸せにすること、価値あるものを思い出とすることが生き方の秘訣といえそうです。
◆心に残るフレーズ
「恐怖や不安は、相手を信用しないこと、自分を信用しないこと、自分を納得させられないことから生まれる(P271)、3人とも、自分の生活を描きながら、バケモノを見てしまう。」このセリフを「洗濯屋」の火浦に言わせるところに説得力があります。
◆読後、「常野物語シリーズは、もう終わりだろうか」と思いました。「あれ」と常野一族は、同化してしまった!しかし、恩田さんのことだから…。期待して待つことにしましょう。

<参考>
◆『エンド・ゲーム』(カワセン読書録)
http://01.members.goo.ne.jp/~member/hobby/book.cgi?id=hnk333@goo&cmd=view

◆アマゾン書評
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087747913/250-4393911-5585040?v=glance&n=465392

書評の多くが、中盤の幻想シーンに不満を。
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